伝統と創造の会 会長通信 No.9
平成18年04月14日
会員各位
会長 稲田朋美

 会員の皆様 昨日は、教育基本法改正についての急な緊急会議を開き、5時からの自民党部会にも多数の会員に参加いただき、ありがとうございました。
 部会では与党教育基本法改正に関する協議会の「教育基本法に盛り込むべき項目と内容について」と題する最終報告が出され、その説明がありました。
 私たち伝創会としては、@教育目標の冒頭に「祖国日本を愛する心を育む」を明記し、それを制限する文言を入れないことA宗教的情操の涵養B「不当な支配に服することなく」を削除するという3項目を要望していました。なかでも「祖国日本を愛する心を育む」の明記については強く要望していました。
 ところが与党案ではAとBは見送られ、@については教育目標の5項目に「伝統と文化を尊重し、それらをはぐくんできた我が国と郷土を愛するとともに、他国を尊重し、国際社会の平和と発展に寄与する態度を養うこと」という文言になりました。
 それ以外にも、前文に「日本国憲法の精神にのっとり」という文言が入っていました。この文言が入ったことについては、一昨日勉強会に来られた中曽根元総理も、このような文言を入れるべきではないとおっしゃられています。
 さて、部会では多くの会員がそれぞれ意見をのべ、非常に力強く思いました。最後の大島座長のお言葉でも「若い人々が熱心に発言してくれたことを受け止める」といわれました。一時間半近くの部会の最後はほとんどが伝創会メンバーという状況でした。
 もちろん、私たちは自民党の議員ですので、最終的には党の決定に従うことが原則ですが、その過程においては、たとえ新人議員であっても、この国の60年先の将来を決める教育基本法の内容について積極的に発言すべきであると思います。
 言論の府そして立法府の一員であるわれわれは、もっと言葉にこだわらなければならないと思います。小泉総理がこれほど国民の人気を得ているのは、言葉に力があるからです。私たちも自分の政治哲学を自分の言葉で語れる政治家にならなければならないと思います。

最後に、昨日鍵田会員が中曽根元総理にお礼に行かれたときの中曽根先生のお言葉を紹介します。「君たちのような若い議員が現れたことで、日本の将来は大丈夫だ」というお言葉です。 このお言葉に恥じないよう、日々精進していきたいと思います。よい週末をお過ごしください。

伝統と創造の会 会長通信のリストに戻る

Copyright(C)2005 inada tomomi Office All rights reserved.