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桜が満開です。今年の桜は例年になく美しく感じるのは、私だけでしょうか。 さて、昨日は総会での活発なご議論ありがとうございました。その後の麻生大臣のお話も大変おもしろく、ためになるお話でしたね。なかでも「保守とは新しいものを取り入れることである」という「伝統と創造」に通じるお話がありました。哲学者の西田幾太郎先生が明治維新を評して、「復古とは維新ということである」とおっしゃられた言葉にも通じますね。私たちも常に原点に立ち戻って新しいものを取り入れていかなければならないと思います。
さらに麻生大臣は、2666年、125代も同じ血筋の天皇家が存在している国は世界で日本だけであるともおっしゃいました。
今、藤原正彦先生の『国家の品格』という本が大ベストセラーになっています(会員で、もしお読みでない方があれば差し上げます)が、日本が世界で唯一品格ある国家になる資格があるのではないでしょうか。2666年もの間天皇陛下が一日もかかさず、国民の幸福と国家の安寧と世界平和をお祈りされている国なのですから。
ところで、麻生大臣が講演の最後に靖国神社を守ったブルーノ・ビッター神父のお話をされました。この神父様はマッカーサーが靖国神社を焼き払おうという計画をたてたとき次のように反対されました。
「自然の法に基づいてかんがえると、いかなる国家も、その国家のために死んだ人々に対して、敬意を払う権利と義務があるといえる。それは戦勝国か敗戦国かを問わず、平等の真理でなければならない。無名戦士の墓を想起すれば、以上のことは自然に理解できるはずである。もし、靖国神社を焼き払ったとすれば、その行為は米軍の歴史にとって不名誉きわまる汚点となって残るであろう。歴史はそのような行為を理解しないに違いない。はっきり言って、靖国神社を焼却することは米軍の占領政策と相容れない犯罪行為である。われわれは、信仰の自由が完全に認められ、神道、仏教、キリスト教、ユダヤ教などいかなる宗教を信仰するものであろうと、国家のために死んだものはすべて靖国神社にその霊がまつられるようにすることを進言するものである。」
この話はギリシャ神話の「アンティゴネー」を思い起こさせます。アンティゴネーは、国法に背いて、戦死した兄を国王の命令に背いて手厚く葬ったかどで牢に入れられ、自殺する王女の話です。王女はたとえ国の法に背いたとしても戦死者を手厚く葬ることは神々の永遠の法、正義にかなっているといって国王の説得に応じませんでした。私もいかなる歴史観にたとうとも、国難に殉じた人々に感謝と敬意を表することは、日本人としての権利であり義務であり、自然の法にもとづいた正義であると考えています。総理が就任後一貫して靖国神社に参拝され、予算委員会において「日本人の心の問題だ」と答弁されたのは大変立派であると感謝しています。
さて、総会で決めたとおり、4月28日の独立回復日(多くの人が戦後7年以上も我が国が占領されサンフランシスコ平和条約が発効したこの日に独立を回復したことを知らないことを悲しく思います)には靖国神社研修を行います。会員の理解を深めるため、その前に渡部昇一先生の勉強会を入れようと考えております。昭和27年4月28日、吉田茂元総理は、まだ学習院初等科の小学生だった麻生大臣を連れて靖国神社に参拝されたそうです。
ところで、木原誠二副幹事長、石原幹事、小川副会長、北村副会長において、皆様の政策提言を集め、整理したうえで、会員相互の議論の場を作りたいと考えております。近日中に政策提言の提出について、木原会員から見本を添付してお願いいたしますのでご協力ください。
伝創会は純粋に勉強をする会でありますが、決して勉強や講演を聞くだけの受け身の会ではなく、志を同じくするものが切磋琢磨して、我が国の将来のあるべき姿を考え提言していく会ですので、これからも皆様方の積極的なご参加とご協力をお願いいたします。
それでは、またお便りいたします。桜が散らないうちにお花見に行きたいですね。
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